お客様事例


カリフォルニア州の医療システム

最大の医療システムがExtraHopでリアルタイムのアプリケーション、セキュリティ、臨床データを実現

10,000台のデスクトップと50,000人のVDI利用者を正常にロールアウト

EHRアプリケーションのパフォーマンス保証とリアルタイムの臨床インフォマティックス

医療機器のセキュリティ層とランサムウェアに対する防御を追加

始まり


CTOとそのチームは、パフォーマンスを確保し、VDIの大規模なロールアウトを支援するための高い可視性を求めていた。

米国最大の非営利医療システムの1つに位置付けられるこの組織は、北カリフォルニア全体の100を超える都市のコミュニティにサービスを提供しています。その業務範囲は、20以上の病院と数十のがんセンター、心臓病センター、外傷センター、リハビリテーション・センターなどに及びます。医師、職員、パートナーのチームが休むことなく業務に当たり、毎年数百万人の患者に一流の医療を安価に提供しています。高品質な医療と患者体験を提供するために、スタッフはいつでも、どこでも、必要なときに患者情報にアクセスできる必要があります。これを可能にするのが、世界最高レベルの情報サービス・チームの務めです。CTOはチームに参加して以来、ITインフラストラクチャとテクノロジの管理・改善において多大な役割を果たしてきました。以前の勤務先でExtraHopを利用した経験から、ITサービスの提供を向上させるうえでExtraHopがどのような価値をもたらすかを理解していました。

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VDIスタックで何が起こっているか把握できていませんでしたが、ExtraHopを使えば可視化できるとわかっていました。

CTO
カリフォルニア州の医療システム

転換


以前の勤務先での経験から、CTOは今回もExtraHopを導入して盲点を取り除き、環境について理解を深めることにした。

新しい役割に就くと、CTOはまたしてもExtraHopを利用することにしました。その目的は、サービスの中断を減らし、運用をプロアクティブに向上させるために必要な可視性をチームに提供することです。「ExtraHopのおかげで35,000のアプリケーションすべての動作状況を把握できるようになりました。」とCTOは話します。「今ではネットワーク上で通信するものすべてのパフォーマンスとセキュリティのデータを利用できます。」### 電子カルテ(EHR)アプリケーションのトラブルシューティング EHRが遅いという問題が発生した際に、ExtraHopがすぐに能力を発揮する機会が現れました。患者ケアから、医療機関の臨床システムや保険会社の請求システムに至る各種機能をサポートするアプリケーションに問題があったのです。「ExtraHopにより、患者ケアに影響するおそれがあるパフォーマンスの問題をすばやくトラブルシューティングして、根本原因を特定できます。」とCTOは言います。ある特別な事例では、ExtraHopはチームがEHR関連のDNSの問題を解決するのに役立ちました。「ExtraHopにより、さまざまな関係者間で協議することなしに問題の原因を突き止めました。こうした問題を迅速に特定・解決することは、介護者が職務を適切に遂行するために必要なデータにアクセスできることを意味します。」このチームは現在も定期的にExtraHopを使用してEHRのパフォーマンスを監視しています。「ExtraHopが特に役立つのは、年2回のアップグレード時です。アップグレード前後のパフォーマンスを測定して、プロジェクトのリスクを低減できます。」### VDIの道筋を明確に 在職期間の手始めとして、CTOはVDIをスケール・アウトしてモビリティとセキュリティを強化する戦略的イニシアチブに挑みました。前職での経験から、CTOはExtraHopがこの取り組みに提供する価値を理解していました。「盲人ばかりの国では片目の見える者でも王様です。VDIスタックで何が起こっているか把握できていませんでしたが、ExtraHopを使えば可視化できるとわかっていました。」と氏は話します。ExtraHopを使用してユーザ・エクスペリエンスとVDI環境の動作状況を両方とも把握しながら、CTOのチームは10,000台のデスクトップPCをVDIインフラストラクチャに移行し、50,000人超の利用者をMy Virtual Workspaceに追加したほか、10の病院でユーザがゼロの状態からシン・クライアントが10,000台以上の規模にまで拡大させました。これに要した期間は1年半で、今後1年でさらに数十の病院について計画があります。

成果


チームが問題をすばやく解決し、より効果的にコラボレーションすることを支援するために、ExtraHopはアプリケーションレベルの深い可視性を実現しました。

セキュリティの監視ビュー

セキュリティはこの組織の最優先事項であり、ExtraHopによって潜在的な脅威の理解が深まります。「ExtraHopによって弊社のセキュリティ層はさらに厚くなります。すべてがネットワーク上で通信しており、不審な様子が見られる場合は、これらの洞察を明らかにしてセキュリティ・チームに渡し、さらに調査してもらうことができます。ExtraHopはネットワーク・トラフィックの次世代のウイルス定義なのです。」2017年に新種のランサムウェアが報告された際、チームは3時間以内にExtraHopが提供するこのマルウェア専用のモジュールをインストールしました。これにより脅威を確実に特定し、その後必要に応じて脅威をネットワークから排除することができました。「私たちはFDA認証済みの一部の医療機器に対してソフトウェアを調整することができません。つまり、このようなデバイスにはセキュリティ・ソフトウェアをデプロイできないことがあるのです。」とCTOは説明します。「ExtraHopを他のツールと組み合わせて使えば、ネットワーク上のこのような機器の通信を監視し、非準拠の動作を特定できます。」### 臨床インフォマティックスでプロアクティブな体制を構築 すべての医療機関はHL7メッセージング・プロトコルを利用してシステムとアプリケーション間で情報を交換しています。HL7の通信は豊富な臨床データとビジネス・データのソースであり、ExtraHopによってチームはその情報を抽出、分析、可視化できます。チームはExtraHopを使用してこのデータをリアルタイムの臨床業務とビジネス・インテリジェンスに応用できないか模索し始めています。「病床の空き状況などのデータにアクセスして、そのデータを退院予定の情報と相関させることができると想像してみてください。このような操作を日次レポートを待つことなくリアルタイムに実行できれば、業務をもっと効率化できます。つまり、手持ちのリソースで効率化を実現し、1週間により多くの患者を診察できるのです。」とCTOは述べます。事態の発生と並行してこのデータにアクセスできることは、リアルタイムでの助言や医療措置においてさらに効果を発揮します。「医師が医薬品を過剰処方しないようにすること、回避可能であれば特定の医薬品を処方しないようにすることが今、大きな注目を集めています。ExtraHopにより、リアルタイムに対応し、必要に応じて医療措置を準備するために必要なデータと能力が得られます。これは今までは不可能なことでした。」